みなさまこんばんは、のんべえです。瀬戸線も栄町乗り入れから30年、今年の秋には新型4000系が登場します。 今日は、4000系が増備されるまで活躍する、在来車を紹介したいと思います。 トップ画像は、印場駅栄町方の有名撮影地のカーブですれ違う6600系と6650系です。1本しか在籍しない6650系と、3本しか在籍しない6600系がこういうタイミングですれ違うのは、2度と撮れないかも・・・(^_^;) それでは形式別に。まずは瀬戸線最大、9編成が在籍する6000系です。元々本線系統を走っていた6000系ですが、瀬戸線のHL車淘汰のため持ってこられました。本線系の車と違うのは、A-A基準化、減流値の変更くらいです。 在籍編成は、6023F・6024F・6025F・6026F・6027F・6031F・6032F・6033F・6035Fで、6035Fを除く編成は、先頭車だけの編成に別の編成の中間車を編入して4両編成化されました。当初は2両編成が先頭車同士つながっていたので、先頭貫通扉には幌枠が付き正面手すりが内側に曲げてあります。幌枠のおかげで、印象がだいぶ変わって見えますね。 続いては、瀬戸線線用形式の6600系です。瀬戸線の1500V化・栄町乗り入れのために、2両6編成が製造されました。 本線系の6000系と同性能車両が作られましたが、非冷房車で窓が開けられるようになっていました。名鉄では珍しい前面スカートが取り付けられ、連結運用のためにエアホースやジャンパー線を取り出せるように、観音開きの扉になっているのはユニークです。 後年、廃車になった7000系の冷房装置を貰いうけ冷房化されたほか、常に4両で運用されるようになったため、準固定編成化されています。現在の編成は、6601F+6604F・6602F+6605F・6603F+6606Fの3編成になっています。 3番目は、瀬戸線増発用に昭和末期に製造された吊り掛け車6650系です。2両2編成が作られましたが他に連結できる車両もなく、ほとんど連結したままの4両で走っています。編成は6651F+6652Fです。 この車、本線を走っていた旧型車3900系の第4編成を作りかえたものですが、再利用したのは台車くらいで、あとの床下機器は名鉄の車庫にあったストック品を再利用しています。なにせ制御器から種車とは違っています(^_^;)。詳しく書くとブログが1ページ書けるので、今度の機会に(^_^;)。 4番目は6650系の2次車です。なんと平成になってから新造された吊り掛け車です。なお1次車と区分けするために、6750系と言う表記が良く使われますので、こちらもそれにならいます。瀬戸線初の4両固定編成で作られ、6650系の追番6753F・6754F・6755F・6756F・6757Fの5編成が在籍します。 6650系と同様本線を走っていた3850系と3900系が種車ですが、こちらも使用したのは台車とモーターくらいなもので、工場のストック品が各所に使われています。それでも将来のためにか、抵抗器や補助電顕は新品がおごられています。車体は本線で増備が進んでいた6500系後期型に準じていますが、瀬戸線用に前面に貫通扉が付いています。 そして最後は、この秋に登場する4000系です。こちらの解説はいらないですね(^_^;)。 オマケは、瀬戸線の主要駅に掲示されている瀬戸線栄町乗り入れ記念原画展です。この中に記念SFカードの原画もありました。 4000系の登場で、従来車の活躍の場はだんだん狭くなってゆくものと思われます。大手私鉄の吊り掛け車がほとんど消滅した今、瀬戸線は最後の砦かもしれません。吊り掛け車から最新のVVVF車までそろっている、名鉄瀬戸線に一度遊びに来てはいかがですか(^_^)。 では、また。 |
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はじめまして、しばしばROMさせていただいておりました。瀬戸線はなかなか足が向かず少ししか乗ったことがありませんが、6600系のエアコンは7000系のものだったのに驚いて書き込みさせていただきました。と言う事は駅に停車中等、6000のあのコンプレッサー音に加えてSR車の冷房車独特のブーンというかウウウーンなんて組み併せの音がするんですね。ぜひ聞きに行きたくなりました。すみません、お邪魔しました。 |
ハリーは元気! 2008/09/05 23:16 |
ハリーは元気!さん、こんばんは。 |
のんべえ 2008/09/05 23:25 |
お返事頂いてありがとうございました。 |
ハリーは元気! 2008/09/05 23:31 |
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